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湯尾 恵子

2011~2012年度

私達のクラブは、昨年度、創立30周年を迎え、4月には記念例会が行われました。 この栄えある機会に、私自身も同席させていただくことができたという巡り合わせを有り難く思っております。

この度、31年目の新年度に入り、この伝統あるクラブの会長を仰せつかることになりました。何分にも浅学非才の私ですが、皆様方のお力添えをいただきながら、誠実に務めを果たしていく所存でございます。

さて、世の中の情勢は、様々な面において、これまでにはなかった現象も見られ、混迷を続けるばかりで、次なる展開をなかなか見出せないという状況にあります。
そこへ、先頃の東日本大震災に見舞われ、甚大な被害が出るという、誠に痛ましく悲しい状況になっております。

この大震災に対しては、一日も早い復興を願って、全国民をはじめ世界の国々からも支援の手が差し延べられており、人々の温かい心遣いに、あらためて感動しているのは、皆様方も同じであろうと思います。

それにつけても、情報が瞬時に世界を駆けめぐる時代であることを再認識いたしました。これからは、今までとは異なる物事の捉え方をしなければならない時代になりつつあるようにも思われます。

私達ロ-タリアンもまた、時代に適した柔軟な対応が求められているのだと思います。幸いなことに、私達ロ-タリアンには、常に、目標とするものがあり、これを全員が共有して、活動するという素晴らしいものを持っております。

私は、入会歴6年7ヶ月目に入りました若輩者です。ロ-タリ-の知識や経験不足は否めませんが、これからの一年間、皆様方のご支援をいただきながら、役目を務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2011~12年度 RIテ-マ
「心の中を見つめよう、博愛を広げるために」
Reach Within to Embrace Humanity

今年度、カルヤン・バネルジ-RI会長は、このテ-マを実践していくため、次の3つの強調事項を示しておられます。

第一 強い「家族」を築く
世界の平和は誰もが常に願っているものです。家族は、私達の活動の原点です。全世界の平和は、先ず自分の心の中に平和を見出し、そして家族に、地域社会にと、他の人 達と分かち合うことによって、他者を大切にすることができるのであって、自分自身が強くなり、それが家族にも良い影響を与えるのです。
私達の目標のすべてが家族を中心に捉えていることから、このような強さを秘めた人達の協力を得て、私達は良い奉仕を行うことができるのです。

第二 私達が一番得意とすることを「継続」していく
私達は、ロ-タリ-の奉仕で成功を収めてきましたが、これらの成功を土台に、これからも、さらに多くの人々に手を指し延べていくことができるでしょう。
それ故、きれいで安全な水の提供、疾病の予防、識字率の向上、新世代のための活動や新世代との協力、平和への努力、といった活動をこれからも続けていきます。

第三 「変化」
私達は、改善できること、変えるべきことには勇気を持って見据え、変えるべきことは何かを見定め、必要な変化をもたらしていくために行動していかなければなりません。

そのためには、世界の平和を望むその前に、自己変化が必要なのです。先ず、自分自身を見つめ直し、それから自分が定めた目標に向かって、一歩一歩、自信を持って進こと。そして、自らを発見し、潜在的な力を引き出し、迷わず、怯むことなく『出でて奉仕』し、世界で博愛を広げてください。

そして、ロ-タリ-の長期計画を進めていくための3つの要素が挙げられております。

1.クラブのサポ-トと強化
 ○クラブの刷新性と柔軟性を育てる
 ○さまざまな奉仕活動の参加を奨励する
 ○会員の多様性を増進する
 ○ダイナミックに新クラブを結成する
 ○クラブと地区における長期計画の立案を奨励する

2.人道的奉仕の強化と増加
 ○ポリオの撲滅
 ○次の分野における奉仕の継続性を高める
  ・新世代プログラム
  ・ロ-タリ-財団の6つの重点分野
  1.平和と紛争予防/紛争解決 2.疾病の予防と治療 3.水と衛生設備
  4.母子の健康 5.基本的教育と識字率の向上 6.経済と地域社会の発展
 ○他団体との協力やつながりを深める
 ○地元と海外の地域社会で多大な成果をもたらすプロジェクトを創造する

3.公共的イメ-ジと認知度の向上
 ○イメ-ジとブランド認知を調和させる
 ○行動を主体とした奉仕を推進する
 ○職業奉仕を推進する
 ○クラブのネットワ-クづくりの機会、並びに独自の主な活動の周知を
   図るようクラブに奨励する

第2660地区のテ-マ「見直しを進め新たな第一歩を」

以下の4項目が強調項目です。

1・クラブのサポ-トと強化
 ・出席率の向上を目指す
 ・各クラブに「クラブ研修リ-ダ-」を設置し、会員の指導に努める
 ・地区大会において、入会3年未満の会員の出席を義務とする研修会を開く

2・RIの人道的支援の重点化と強化
当年度で「ポリオ撲滅」を目指す

3・地区における公共的認知度の向上
マスメディアの利用と実現
インドにおけるポリオワクチン接種活動をテレビ放映
  大谷PG 大阪テレビ 7月18日(月)

4・未来の夢計画(ロ-タリ-財団)の周知と推進
ロ-タリ-財団の補助金のあり方が見直され、2013~2014年度から導入されます。新補助金制度となる認定申請期限が、前年の5月となるため、準備は前倒しとなり、今年度を準備期間とし、次年度に備えることになります。

なお、当年度は、東日本大震災による被害が甚大であることから、活動の大部分を、この被災地への支援に重点をおいていただきたいという意向が示されております。

大阪うつぼロ-タリ-クラブの活動方針と計画

  1. 「心と心の絆を大切に」を引き継ぐ
    クラブの伝統である「心と心の絆を大切に」を引き継ぎ、これを基本に活動することと致します。

  2. 例会の充実
    例会は、会員同士やそのご家族との親睦と情報交換の場であり、また、ロ-タリ-活動のさまざまことを学ぶことができるという貴重な時間です。満足感の得られる例会を目指し、今年度も引き続き、内容の充実を図っていくことと致します。

  3. 会員増強
    クラブの運営基盤を是非とも強化させる必要がありますので、今年度も、会員数の増加を図ることと致します。これを継続的に行うため、前年度と同じ「会員増強委員」の方々に、引き続き担当していただくことに致しました。

  4. 会員研修内容の見直し
    会員増強を図る一方で、継続的な「人づくり」を目的として、クラブの発展に向けた研修を実施致します。研修の受講対象者は、新入会員、入会歴5年未満の会員、入会歴5年以上の会員別に、炉辺会合的な形式で行う予定です。
    なお、実施に際しましては、各委員長のご協力を必要とする場面も想定されますので、その節にはご協力下さいますようお願い申し上げます。

  5. 長期的な奉仕活動を明確化
    奉仕活動において、長期的な計画により活動するほうが良いと考えられるものについては、これを明確にし、年度ごとの達成度がイメ-ジできるものとなるようにします。

以上により、当クラブのテ-マを次のようにさせていただきました。
「皆で目指そう、活き活きとしたクラブを」

どうぞ皆様方、例会をはじめ、出席義務のある会合には、できる限りご出席下さいますようお願い致します。出席することで得られるものが数多くあるからです。

第31代会長: 当団体のプロフィール
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