大竹 光明
2022~2023年度
『伝統。そしてその先へ。』
1.大阪うつぼRCクラブテーマ
大阪うつぼRCは、昨年創立40周年記念式典を盛会に終えることができました。これは、伝統的に「派閥が無く、メンバーみんなが仲の良いクラブ」を体現できた証だと実感致しました。そしてその日以降、50周年記念式典に向かってのスタートが切られました。
前年度・前田会長は『伝統と創造』をクラブテーマに掲げられました。理事、役員に年次の浅い会員を多数起用されました。新年度2022-2023年度も、初めて理事、役員に就任される会員を多く配しながらも要諦は「ロータリーを知り尽くした会員」で構成された執行部にて、大阪うつぼRCの運営を行います。
これまでの大阪うつぼRCの『伝統』を重んじつつ、50周年に向けての新しい時代を切り拓くために『その先へ。』も念頭に置いていきます。
これは、「コロナと共にある世界」から「コロナ禍を超えた世界へ」を考えて、『伝統。その先へ。』を新年度2022-2023年度のクラブテーマとして掲げます。
2.RIテーマと目標
新年度2022-2023年度ジェニファー・ジョーンズRI会長は、『IMAGINE ROTARY』をRIテーマに掲げられました。また、年次目標として示された優先事項は4つ、①「より大きなインパクトをもたらす」②「参加者の基盤を広げる」③「参加者の積極的なかかわりを促す」④「適応力を高める」です。これらは、「私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人々が手を取り合って行動する世界を目指しています。」という国際ロータリーとロータリー財団のビジョンを達成するため、今後5年間の活動を方向づけるものと定められました。
3.RI第2660地区ビジョン
新年度2022-2023年度RI第2660地区宮里唯子ガバナーは、『大阪のロータリー100周年を祝おう』をテーマに掲げられました。また、地区ビジョンとして、「私たちロータリアンとローターアクターは;①持続可能な良い変化を生むために、多様性を重んじ、あらゆる側面で公平さを促進し、異なる考えや価値観をもつ人々による貢献を大切にし、DEI「多様性・公平さ・インクルージョン」を実現します。②RIテーマを理解し、地域の特性に合った活動を通じて、それぞれが「魅力ある・元気ある・個性ある」クラブになる事を目指します。③ロータリーの原点である親睦と奉仕を根幹とし、世界および地域社会で良い変化を生み出します。④世界の未来を担う青少年の活動を支援し、若きリーダーの育成に努めます。」と掲げられました。
4.大阪うつぼRC活動方針
『インクルージョン』:「すべての人が歓迎され、尊重され、大切にされる経験を創造すること」を心の片隅に行動して参りましょう。
①会員増強
「each one , bring one」により会員数50名の達成
②Beyondコロナ時代の会員の親睦及びクラブの活性化(クラブ奉仕)
③Beyond コロナ時代の奉仕活動の検討と行動(職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕)
④Beyond コロナ時代の「教育の支援」の検討と行動(青少年奉仕)
1981-1982年度大阪うつぼRC山田和義初代会長は、クラブ活動方針と計画の中で「私たちのクラブが「善意に和む、美しいクラブに」成長するように努力し、世界理解と平和を真剣に考えてゆきたい」と述べられました。大阪うつぼRCは、これまでの歴代会長の御方針と御計画について、会員の皆様が実践を積み重ねてこられたことにより、山田初代会長が目指されたクラブに成長していると感じます。この『伝統』を重んじ、新年度2022-2023年度RIテーマと目標、そのテーマと目標を具現化するためのRI第2660地区のビジョンを理解し、大阪うつぼRCらしく親睦を図り、上記4点の活動を行うことによって、次の50周年に向けて、バトンを繋ぎたいと思います。会員の皆様と一丸となって、「コロナ禍を超えた世界を想像する」ことにより、『みんなが楽しい大阪うつぼRC』にしていきたいと考えています。
皆様、この1年間、何卒よろしくお願い申し上げます。