
大川 治
2024~2025年度
2024−25 年度国際ロータリーのステファニー A.アーチック会長は、RI 会長テーマを、『THE MAGIC OF ROTARY : ロータリーのマジック』とされました。
「マジック(魔法)」という言葉が使われていますが、アーチック会長は、「魔法の杖を振って呪文を唱えるだけでポリオを根絶したり、世界に平和をもたらすのではない」、そうではなく、
「プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジック(魔法)
生み出す」のだと語られました。様々なロータリアンの活動が、地域、社会、世界の人々の人生を変える、その活動を通じて、ロータリアンの人生も変わる、そのことを「ロータリーのマジック」という言葉で表現されたものと理解しました。そして、ロータリアンに、「ロータリーの行動計画を推進し、継続と変化のバランスを取り、平和のために活動する」ことを促しておられます。
RI2660 地区 大橋秀典ガバナーが掲げる 2024−25 年度の地区年次目標には、次のような目標が含まれています。
・「ニーズに合う奉仕がインパクトの大きな成果につながる事を確認します」
(優先事項 1「より大きなインパクトをもたらす」の 5 つ目の目標)
・「クラブが自身の文化を大切にしつつ、変化に挑戦できるよう支援します」
(優先事項 2「参加者の基盤を広げる」の 2 つ目の目標)
・「あらゆる行事を学びの機会とし、会員の参加促進をめざします」
「DEI(多様さ、公平さ、インクルージョン)へのコミットメント、特にインクルージョンを強化します」
(優先事項 3「参加者の積極的なかかわりを促す」の 1 つ目、2 つ目の目標)
・「四つのテストで物事を考え、適応力を高めます」(優先事項 4「適応力を高める」の 1 つ目の目標)
50 周年に向けた歩みも、今年度で 4 年目となります。
2021−22 年度前田健司会長のクラブテーマ『伝統と創造』、2022−23 年度大竹光明会長の『伝統。そしてその先へ。』、そして前年度的場順子会長の『思いやりの和の心、うつぼの和を広げよう!』の各クラブテーマのもと、大阪うつぼロータリークラブは、創立以来の「うつぼらしさ」を大切にしながら、時代の変化に柔軟に対応し、様々な特徴ある奉仕活動に携わり、会員の多様性も高まってきました。
大竹前会長、的場直前会長も比較的お若くして入会されましたが、私も平成 13(2001)年に、
32 歳で入会しました。遅刻欠席の多い不良会員でしたが、そんな私でも、包容力を持って温かく接してくださった我がクラブ、ロータリアンの皆さまに感謝一杯です。
本年度も、そうした我がクラブの良さを受け継ぎ発展させていきたいと思います。
前年度に引き続き、集い合って、心と心を響かせ合うことを大切したいと思います。そして、会員みんなで親睦と奉仕活動に積極的に関わることで、その歓び、感動を分かち合い、日々のロータリーのマジックを体現したい。
また、本年度後半には、大阪・関西万博が開催され、第2660地区も関連するイベントを予定し
ています。こうしたイベントを通じて、会員相互の親睦、姉妹クラブである釜山西面ロータリークラブ等との親睦を深めることができればと思います。
そして、こうした活動を通じて、当クラブ内部において、地域社会、そして、世界により良い変化をもたらしたい。
そこで、本年度のクラブテーマを、
『集い合う心と心、歓びと感動を分かち合い、より良い変化を生み出そう』
としました。
クラブ活動方針(年次目標)
1 新たな奉仕、継続すべき奉仕を検討・実施し、より大きなインパクトをもたらすことを目指します(職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕
2 引き続き、会員増強に努め、多様なバックグラウンドを有する会員の入会を目指し、「うつぼらしさ」を大切にしつつ、新たな変化に挑戦します(会員増強、DEI)
3 例会、その他の行事への積極的な参加を促し、親睦、学びを深めていきます(クラブ奉仕)
4 大阪・関西万博などの機会を活かして姉妹クラブ等との親睦を深めていきます(国際奉仕)


